こんにちは、キラです。
今日は少し
私自身の話をさせてください。
私は今
公立中学校で
特別支援学級の担任をしています。
かれこれ10年以上
この仕事を続けてきました。
目次
1.「卒業したあと、この子たちはどうなるんだろう」
毎日
生徒たちと向き合う中で
ずっと心に引っかかっていることがあります。
それは
「卒業したあと、この子たちはどうなるんだろう」
という問いです。
学校にいる間は
私たち教師がそばにいます。
友達もいます。
居場所があります。
でも
卒業のその先には
同じようにあたたかく
その子を受け止めてくれる場所が
十分にあるとは言えません。
進路が決まって
安心したのも束の間
数か月後に
「うまくいかなかった」と
保護者から連絡をいただくこともあります。
そのたびに
胸がぎゅっと締めつけられます。
この「卒業のその先」については
以前にも書いたことがあります。
よろしければこちらもどうぞ。
2.「風灯」を始めようと思った、もうひとつの理由
学校の中でできることには
限りがあります。
でも
学校を出たあとの人生は
ずっと長く続いていきます。
その長い人生を
支える場所を
自分の手でつくれないだろうか。
そう考えるようになったのが
カフェを併設したグループホーム
「風灯(かざと)」を
始めようと思った
もうひとつの理由です。
「風灯」がどんな場所なのかは
こちらの記事に書いています。

10年間
特別支援教育の現場で見てきた
生徒たちの笑顔も
つまずきも
保護者の方々の不安も
全部が「風灯」の土台になっています。
3.正直に言うと、このところ気持ちが沈んでいました
ここまで書いてきて
正直に
もうひとつ
お伝えしたいことがあります。
実はこのところ
学校の仕事の中で
うまくいかないことが続いていて
気持ちがずいぶん沈んでいました。

心が重いままだと
「風灯」の準備にも
なかなか気持ちが向かなくて
やらなければと思いながら
手が止まっている日が
続いていました。
仕事のことで行き詰まった経験は
これが初めてではありません。
以前、感情との向き合い方について
書いた記事があります。
▶︎ リフレクションとは?感情に振り回されない自分になる方法
▶︎ むなしさの正体とは
4.『HIDDEN POTENTIAL』が教えてくれたこと
そんな時期に
Audibleで
アダム・グラントの
何度も繰り返し聴いていました。
▶︎ HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学――あなたの限界は、まだ先にある(アダム・グラント/三笠書房)
アダム・グラントの本は
以前『GIVE&TAKE』についても
記事を書いたことがあります。
その中に
不快な感情から逃げずに
まずそれと向き合い
受け入れること。
そして
いろいろな人に相談したり
自分の経験から解決策を考えたりして
実際に行動を起こすことが必要だ
という趣旨の話が出てきます。
聴きながら
はっとしました。
私は
自分の中にある
しんどい気持ちや
うまくいかない悔しさから
ずっと目を逸らしていた
と気づいたのです。
見ないようにしていたから
いつまでも重いままだったのだと思います。
5.気持ちを認めて、ここからまた始めます
だからまずは
その気持ちを
「今、私はつらいんだな」と
そのまま認めることにしました。
そのうえで
目の前の状況については
感情に飲み込まれずに
信頼できる人に相談しながら
冷静にひとつずつ
対応していこうと思います。

そして同時に
「風灯」への自分の想いと
こうなったらいいなという希望に
もう一度
きちんと目を向けます。
カフェの窓から光が差し込んで
誰かがふらりと立ち寄って
笑い声が聞こえる。
あの風景を思い出すと
胸のあたりが
少しあたたかくなります。
沈んでいた分だけ
止まっていた準備を
ここからまた始めていきます。
一気に進まなくてもいい。
今日できるひとつから。
同じように
気持ちが重くて
前に進めない日を
過ごしている方がいたら
まずはその気持ちを
なかったことにしないで
そっと認めてあげてほしいなと思います。
これから少しずつ
「風灯」の準備の様子も
ここでお伝えしていこうと思います。
読んでくださって
ありがとうございました。
