こんにちは。
キラです。
今回の記事も妹の話で
前回の記事の続きです。
私の甥は大学1年の時統合失調症を発症しました。
妹の自分の生き方に対して芽生えた小さな疑問は
息子の統合失調症発症という大きな出来事で
図らずも直面しなくてはいけないものになりました。
今回は
妹家族の苦難の日々について書きました。
1.父と息子
甥は発症してしばらくは大学に通っていました。
でも
周りの人が自分ののとについて
こそこそ言っているとか
馬鹿にして笑っている人もいて
気になるとか言っていました。
授業はほとんど耳に入ってこないようでした。
テストの日は休んでいました。
そのうち独り言を言うようにもなりました。
2年生になると大学を休みがちになり
そのうち全く行かなくなりました。
妹の夫は期待が大きかった分
息子のそんな状態を認めることができず
それだけでなく許せないと思うようになりました。
それで息子ののことを叱るようになってきました。
時には
「大学に行かないのなら就職しろ。」とか
「学校も行かない
働きもしないないような人間は
社会的に価値がない。」
といったことを言うようにもなりました。
甥は幼少時から
サッカーの試合や遠征にいつも一緒に行ってくれ
時にはいっしょに練習もしてくれた
父親がが大好きでした。
その父親が自分の理解者ではなくなったのです。
彼の叱り方は
諭すような感じだったけれど
その言葉は
甥に鋭く突き刺さっていったと思います。
彼は叱りながら
自分の不安や困惑を
息子にぶつけていました。
そんな父親の対応が
甥をますます追いつめ
甥の症状は重くなっていきました。
そんな時甥は父親の言ったことに従うため
アルバイトを始めました。
でも幻聴と独り言は増えていき
妄想のようなことを
紙や携帯のメモに
まるで研究者のように黙々と書くようにもなりました。
私はその書いたものの一部を見せてもらいましたが
芸能界などの人やマンガのキャラと身近な人が入り乱れた
支離滅裂なストーリーで
多くの人が自分の敵として描かれていました。
そのうちアルバイトもできなくなりました。
父親を失望させることになったことや
自分がアルバイトもできなくなったことで
甥に大きな挫折感を残しました。
妹の夫はますます
息子を責めるようになりました。
2.母と息子
一方妹は
息子が不憫でしょうがなく
何とかしてやりたいという気もちが強い感じでした。
妹は息子を否定したり批判したりせず
寄り添って息子の話を心棒強く聞いて
息子を支えようとしましたが
やはり息子の状態を見ると辛いので
元の彼に戻って欲しいと言う
願望がおさえられないときがあるようでした。
我が子に希望を与えたかったし
自分も希望をもちたかったのだと思います。
それで期待をかけるようなことを
言ってしまっていました。
妹は大学をやめたと思っている甥に
「いつでも大学に戻れるように
休学にしてるから。」とか
「何か本でも読ん勉強したら。」とか
「この機会にもっとパソコンが使えるようにしたら。」とか
言っていました。
その頃私は妹の話をとにかく聞いて
理解しようとしました。
そして
「焦っていいことには絶対にならない。
プレッシャーをかけず見守ってやるように。」
ということと
「感情的にならず
夫の辛い気もちも聞いてあげて
理解する努力をすることでしか
夫を変えることはできない。」
という風なことを少しずつ伝えていきました。
妹は「実際にはそんなふうにはできるものではない。」
と言いながらも
冷静に対応する努力をしていました。
3.症状の進行
そのうち甥は昼夜逆転した生活をするようになり
妹夫婦は睡眠不足に悩まされました。
その頃の甥は
普段の会話も普通にできないような時もありました。
さらに彼はタバコに依存するようになり
すごい勢いでひっきりなしに吸い続けてないと
落ち着けないようになりました。
お小遣いは全てタバコに使い
貯金も全て使い果たす有様でした。
妹はそんな状態だと体を害するので
勝手に買えないように
小遣いも与えるのをやめ
タバコは1日一箱と決めて渡したり
アイコスを与えたりしました。
でも甥はそれでは我慢できず
父親の財布からお金を抜き取って
タバコを買ったりもしました。
妹の夫は寝不足と精神的な疲労から
気もちがが荒んでいき
また
ますますそんな息子に失望して
さらに辛くあたるようになりました。
妹も精神的に疲れ果て
仕事にも家庭にも支障が生じてきたので
仕事を辞めました。
仕事に充実感を感じて打ち込んでいただけに
辛い決断だったと思います。
甥が発症して2年くらい経っていたと思います。
その後さらに妹夫婦には試練が待っていました。
また長くなったので
この続きは次回に書きます。
次回こそ
妹が自分らしく生きる
人生の目的に気付いていく話まで
書いていきます。
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