1.mentalist:メンタリストの意味
メンタリストDaiGoさんが肩書きとして使用し
日本に広めた言葉として知られています。
彼の定義では
「心理学に基づく暗示や錯覚などのテクニックを駆使し
常識では考えられないようなパフォーマンスを見せる人」を指すそうです。
確かに彼はテレビ番組で
相手が引くカードや
相手の考えなどを的確に推理するという
パフォーマンスで
参加者や視聴者を驚かせていました。
そうやって彼はテレビで有名になりましたが
最近はテレビ出演はせず
著作活動やセミナーやコンサルタントに力を入れているそうです。
そんな風に日本ではDaiGoさんで知られるようになった
mentalist:メンタリストと言う言葉ですが
実際の英語のメンタリスト:mentalistの意味は
「トリックに軸を置いて
読心術やテレパシーや心理術を使って
目の前で不思議なことを表現する人。」です。
そしてそれは舞台芸術にもなるので
マジックやイリュージョンもその一つということになります。
2.アメリカドラマ『THE MENTALIST メンタリスト』
全米CBSネットワークで2008年9月に放送開始され
同年12月には週間視聴率ランキングで第1位に到達し
最終的に2008-2009年のシーズンで新番組中トップに立った大ヒットドラマです。
本国アメリカでは全7シーズン放送され
日本でも高視聴率を記録し
人気を集めた犯罪捜査ミステリーです。
主人公で鋭い観察眼で人の心を読むパトリック・ジェーンは
自分の事をサイキック(霊能力者)と信じ込ませ
テレビにも出演していました。
連続殺人事件の犯人レッド・ジョンについて言及し
ある日ジェーンが帰宅し寝室へ向かうと
レッド・ジョンのシンボルマークとなっている
「血で描かれたスマイルマーク」と共に
惨殺された妻と娘の姿がありました。
自らの発言によって
家族を死に至らしめた事を悔やむと同時に
詐欺師まがいの仕事から足を洗い
妻と娘を殺害したレッド・ジョンへ復讐するため
カリフォルニア州政府の捜査機関「CBI」の
警察に協力するようになったのです。
ジェーンと彼の家族を殺した連続殺人鬼“レッド・ジョン”との攻防は
時間をかけて描かれていきます。
様々な殺人事件の合間に
レッド・ジョンやその信望者たちが
彼の命令で起こす殺人事件が組み込まれ
CBIのジェーンのチームが推理を働かせて
解決に至るというストーリー展開です。
レッド・ジョンは信奉者を巧みに使って
このドラマはそのような殺人事件を解き明かしていく
3.ドラマにおけるメンタリストとは
それによるとこのドラマでのメンタリストとは
Someone who uses mental acuity,hypnosis and/or suggestion.
A master manipulator of thoughts and behavior.
「人の心を読み暗示にかける者
思考と行動を操る者」
だそうですです。
主人公パトリック・ジェーンは
卓抜した観察力、洞察力、推理力を持ち
それで人の社会的地位や性格
生活までも正確に言い当て
心理術や話術や催眠術などを用いて
人の心や行動を操ることができます。
その能力を犯罪捜査に発揮して
彼がコンサルタントを務める
カリフォルニア州政府の捜査機関「CBI」のチームの
検挙率に大いに貢献しています。
彼はどんな人にもフレンドリーに話し掛けますが
人の本質を遠慮なく指摘したり
反応を見るために
怒りを買うような質問をするので
いつも相手から疎まれ
敬遠されます。
4.ジェーンの復讐
捜査に協力しています。
彼は第一線でレッド・ジョンの情報を得て
自分の手でレッド・ジョンを殺すことを目論んでいます。
ジェーンは自分の思い上がりから
妻と娘を死なせてしまったことに深く後悔して
自分を責めて毎日を過ごしています。
彼は妻子が殺され
レッド・ジョンのシンボルマークとなっている
「血で描かれたスマイルマーク」が描かれた部屋に
マットレスを敷いて毎日寝ています。
彼は妻と娘の復讐のために生きていると言っても
過言ではありません。
彼は復讐のためには手段を選ばないので
自分の身の危険も顧みず
自分の命さえ危険にさらすこともあって
チームと衝突したり
チームを裏切ることも
しばしばありました。
幻影を抱いてるかのように見えます。
5.「救い」について
一人の女性捜査官と2人の男性捜査官です。
ジェーンは親近感を装って
無遠慮に見える態度で彼らに接しながら
自分の気もちは隠して
彼らと距離を置いている感じでした。
最初彼らはジェーンの無遠慮さや身勝手さを
批判的に見ていましたが
次第に彼を理解し
彼と信頼関係を築いていきます。
7シーズンで7年間連載が続くうち
彼らの間には
家族のような関係が築かれていき
ファイナルシーズンではレッド・ジョンの事件も終局を迎え
チームリーダーのリズボンという結婚するという
ハッピーエンドが待っていました。
長くなるのでここでは書けませんが
ドラマではそのような彼らの関係が育まれていく過程も
丁寧に描かれています。
だからこのドラマは
ミステリーでありながら人間ドラマであるとも言えます。
紆余曲折はありましたが
チームの仲間達に祝福されて結婚式をあげる二人と
仲間達の笑顔のシーンでドラマが終わります。
それは絶望の淵にあり
復讐しか生きる目的がなかった彼が
救われた瞬間を描いたシーンで
とても感動しました。
それは自分の力を信じているというより
信頼できる関係を
ドラマのチームのような家族と言えるような関係を
築いてこなかったということなのではないでしょうか。
そもそもこれまで
人との間にそんな関係が存在することを
信じることができませんでした。
そして本当に深い絶望や失望や喪失感を経験した時
自分の力だけで這い上がることは可能なのでしょうか。
実際にドラマの主人公の
パトリック・ジェーンのような体験をしたならどうでしょうか。
このドラマを見ていて
そしてそのような関係を築くためには
ジェーンのように
自分が本当に求めるものと真摯に向き合い
心を開いていくことが必要だということに気付きました。
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