不登校だった彼へのアプローチ

5A46F03D-A415-4895-B055-E8C30DB62FAC.jpeg カウンセリング

こんにちは。キラです。

前回のブログの

小学校・中学校と

ほとんど登校しなかった

生徒のことを

詳しくお話しします。

そして今日は

私が彼をどのようにして

3年間で欠席が2

という生徒に変えたのか

伝えていきます。

1. 小学校と中学校のときの話
2. 彼への取組

 ①クラスからのアプローチ

  ②彼個人へのアプローチ

3. 登校することがあたりまえになった時
4. まとめ
1. 小学校と中学校のときの話

入学してしばらくして

進路懇談と称して

全員に

一人ずつカウンセリングを

しました。

その時

彼がしてくれた話です。

小学校に入学して

しばらくは学校に

行っていたそうです。

でも

楽しくなかったそうです。

家でおじいちゃんと

DIYのようなことをしたり

漁師だったおじいちゃんと

魚を取りに行く方が

楽しかったそうです。

友だちと遊んでも

あまり楽しいとは

思わなかったそうです。

1日休むと

「もう行かなくてもいいや。」って

思ったそうです。

学年が変わったり

楽しそうな行事があったりすると

登校したそうです。

授業は

全く分からなくなっていったので

出る気はしなかったそうです。

中学校も

同じように過ぎたそうです。

5A46F03D-A415-4895-B055-E8C30DB62FAC.jpeg

中学校3年の夏ごろ

高校受験も

高校生活も

難しいということで

担任の先生に

特別支援学校を勧められたそうです。

そこの職業コースなら

就職もできると。

将来を心配した

父母の勧めで進学を

決意したそうです。

こうして彼は

私の学校に入学してきました。

2. 彼の不登校への取組

彼へのアプローチは

まず 彼の

学校は楽しくない所という

信念を変えるということと

登校する習慣を

付けるということから

始めました。

①クラスからのアプローチ

彼を含む全員に

つながりの深まった

仲間と過ごす楽しい未来を

常にイメージさせる取組を

多方向から始めました。

毎朝目標を立てさせて

その日の終わりに評価させました。

友だちのために何かできた人を

みんなで発表させ

拍手をしてたたえさせました。

私も毎日

友達のために行動した

彼らをたたえ

同時にそれに関連付けて

少しずつ

コミュニケーション・スキルや

ソーシャル・スキル

を教えました。

行事では常に

生徒たちがかかわりあうことで

成功するという意識をもたすように

取組を仕組みました。

最初の大きな行事である

体育祭の成功は大きかったです。

②彼個人へのアプローチ

特に彼の言動に注意し

クラスの関係の深まりに関して

彼のかかわった出来事は

見逃さないようにして

必ず評価しました。

彼は自転車で

遠乗りするのが好きだったので

自転車通学許可をすぐ取らせました。

書類を提出させて

許可が下りる前から

係の人に頼み込んで

彼が自転車で通学する許可を

もらいました。

1か月後では遅すぎるからです。

毎朝

自転車で来る道中の

出来事を会話のきっかけにして

興味深々で彼の話を聞きました。

彼は目を輝かせて

話してくれました。

また

生徒との日常的な会話の中で

自分がどうなりたいか

聞くことを意識しました。

身近なことから題材にしました。

機会をつくり

それをイメージして

絵を描かせました。

最初のころ

彼だけが

どうなりたいかが

わからないと言いました。

日常的な小さな目標も

彼は自分のこととして

イメージできないようでした。

毎日個別に話して

少しずつ

目標をもって生活する

トレーニングをさせました。

そのうち彼も

自分の未来が

思い描けるようになりました。

2年生になったとき

「ものを作る仕事がしたい。」

と彼が言いました。

3. 登校することがあたりまえになった時

自転車通学と

友だちとのかかわりへの

興味が彼を満たし

通学への推進力になりました。

ゴールデンウィークも過ぎ

5月も終わろうとする頃

2か月以上無遅刻無欠席で

登校した彼が

「始めてこんなに長く

ちゃんと学校に来た!」

と言いました。

2か月半に及ぶ

私のアプローチが

成功した瞬間でした。

それからの彼は

授業にも興味をもち始ました。

4.まとめ

人生が変わるのは

人格が変わり

習慣が変わった時です。

彼はまず2か月半で

登校するという習慣が付き

学校は楽しいという信念を

もつことができました。

そして

彼の人格が変わるのと

彼と学級の友達が

心理学でいう

相互依存の関係を築くのは

もう少し先です。

人格

その人の心理面の

主体をなしているものです。

その人が

どんな行動を選ぶかを

決める心のあり方です。

相互依存というのは

精神的な状態のことで

相手を尊重し

互いに支え合い

互いに助け合うという

心のあり方が

人間関係において

日常的にあることです。

1年が過ぎる頃

彼は友だちと本音で語り

友だちが助けを必要とすれば

自然と手を貸すのが

日常となりました。

その頃から

学級の生徒たちや

保護者の方々が

「こんなに仲のいい

クラスになったのは初めて。」と

ぐちぐちに言いました。

その時

「彼はもう大丈夫。」と

満足感とともに

確信することができました。

そして彼は

この春

自分の望む未来を手に入れ

胸を張って

巣立って行きました。

B561C9B6-D7CA-4DE3-A81B-A444A318DB50.jpeg

このケースは

不登校に対して

それまで教師としてしか

アプローチしてこなかった私が

初めて

カウンセリングを意識して

取り組んだケースです。

こうして

彼はなりたい自分を

実現させました。

この話を知って

どう思いましたか?

あなたのかなえたい未来は

どんなものですか?

私といっしょに

かなえてみませんか?

この記事についてご意見やご感想は
メールをいただけたらと思います。
または次のフォームからでもどうぞ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました