新型コロナウィルス報道に思うこと

DAE25F3A-03BF-43FB-8510-6331C2533AA7.jpeg 生徒のこと
こんにちは。キラです。
毎日の
新型コロナウィルス感染の報道に
同じような出来事を
思い出した人がいたので
思いを
綴ってみました。
1. 3.11報道
2. フクシマの英雄たち
3. フクシマの英雄たちの真実
4. 祈り
1. 3.11報道
毎日のニュースごとに
新型コロナウィルス感染の
ニュースが流れています。
私の同僚の先生が
毎日新型コロナ感染の
ニュースが流れていると
3.11を思い出すと言いました。
3.11の時
その人は茨城の大学に
通っていたそうです。
私も新型コロナ感染の
ニュースを見ていて
3.11の後の
福島原発事故で
放射性物質による
水や大気の汚染被害に
日本中が震撼したことを
よく思い出していたんです。
とは言っても
私の住む地域は
福島からは
遠かったので
原発事故の影響は
対岸の火事のような
感覚があったのも確かです。
でも私にとって
それを
一気に身近にした
出来事がありました。
2. フクシマの英雄たち
事故直後の原発構内で
作業に当たった
「緊急作業従事者」の
約2万人の人たちは
“フクシマの英雄たち”と
呼ばれています。
これも私が
担任した生徒の
話です。
彼も”フクシマの英雄たち”の
一人です。
彼は
中学校を卒業してから
日雇いの
土木建築労務者として
働いていました。
上の人から
「高い日当の仕事があるけど
行かんか?」
と声をかけられたそうです。
仕事内容は
福島での
原発事故の
収束作業でした。
当時約2万人の作業員が
福島原発で
原発事故後の
収束作業に
当たりました。
彼は1年近く
その作業員として
働いたそうです。
彼は放射性物質による
汚染に関する知識は
もってなかったし
作業の前に詳しく教えられることも
ほとんどなかったそうです。
現地で働く時
白い防御服とマスクが
配られたそうですが
彼の周りでは
真冬以外は
暑苦しいので
ほとんどの作業員が
マスクも防御服も
まともに付けることは
なかったそうです。
それが
どんなことになるか
教えたり
マスクや防護服を
付けるよう
厳しく注意する人は
いなかったそうです。
彼は
1年働いて
福島から帰ってきてから
ずっと体の調子が悪く
よく風邪をひいたり
熱を出したり
していると言いました。
3. フクシマの英雄たちの真実
私は驚きました。
そして彼に
放射性物質による
被ばくがどんなに
健康を害するかについてや
害されると
どうなるのかについて
必死に訴えていました。
きちんと検査してもらうよう
何度も言いました。
でもそれは
彼を怯えさせてしまっただけかも
しれません。
彼と話した後
怒りが込み上げてきました。
福島の原発事故を
収束させるために
働いていたのは
全国から集められた
たくさんの
彼のような
少しだけ高い賃金に
飛びつかなくては
いけないような
人たちだったんです。
彼のように
被ばくが
どんなに恐ろしいものか
知らない人たちに
それをきちんと
知らせることなく
働かせていたのです。
いったい誰がそれを決めて
いったい誰がそれを
認めたのでしょうか。
原発事故の
放射能に関する
風評被害が広がった結果
残留放射能の検査が
なされているにも
かかわらず
今でも
福島産の農作物や
海産物を
買うのを戸惑う人がいます。
その一方で彼のように
原発事故後すぐ
被ばくが予想される
危険な地域に集められ
放射能に
身を晒して
働いた人たちが
2万人もいたのです。
そして今も
防護服やマスクを付けて
復興のために
働いている人たちが
います。
私は怒りましたが
誰に怒りをぶつけていいのか
分かりませんでした。
ただ
中学校の教師として
彼に必要な知識をつけて
卒業させることが
できなかった
自分自身に
怒りと後悔がわきました。
今彼は
元気になったと言って
変わりなく
働いています。
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4. 祈り
ただただ
彼が放射性物質による
被ばくが原因の病気に
かからないことを
祈る気持ちで
いっぱいです。
中国では
新型コロナウィルスによる感染が
収束しつつあると言う報道が
なされているそうです。
感染が始まった初期の頃
事実を隠した
中国の報道を
信じていいのか
分かりませんが
世界の感染も
収束に向かうことを
祈る気持ちで
いっぱいです。
これをご覧くださっている
あなたが
そして
世界中が
新型コロナウィルスが
侵食する前の日常に
戻る日が近いことを切望します。
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