多様性が尊重される社会が生きやすい

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こんにちは。

キラです。

今日は最近の大人の社会の心理的傾向と

子どもの社会の心理的傾向について

が感じたことを書いてみました。

コロナが影響しているかどうかはわかりません。

あくまで学校教育の現場で働く私の見解です。

目次

1.最近こんな人が増えた?

最近あるセミナーで聞いた話です。

最近の社会における傾向についての話の中に

最近「こんな人って増えた。」

という話がありました。

それは

HSP(繊細な人)で生きにくさを自覚する人が増えた

②ありのままを受け入れてもらいたい傾向がある

③感情を素直に表現できる人をうらやましく思う傾向がある

④人前で泣ける人がかっこいいと思う傾向がある

⑤自分が他人を蹴落として稼ぐなんてかっこ悪い

周りの人を助けて社会の役に立って

その後で自分も豊かになればという価値観が浸透してきた

⑥経済的な豊かさより精神的な充実を求める傾向がある

⑦いかにメリットがあるかよりどうしたら損しないかを考える傾向がある

というものでした。

これを私は

いい人バイアスと呼ぶことにしました。

確かに

こういった内容を

いろんな表現で盛り込んでいる

ビジネスのキャッチコピーを

よく見かけます。

職場でも

いい人バイアス

浸透しているようです。

パワハラは悪とされ

コンプライアンス尊重は

当たり前になって久しいです。

アンケート調査をしても

理想の上司の上司に求めるものにも

反対に理想の部下に求めるものにも

上位に

「思いやり」や

「人の良いところを評価できる」や

「協調性」

などの項目が入っているらしいです。

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今日本の社会は

誰にとっても生きやすい社会を

多様性を認める社会を

求める方向へと向かっているのでしょうか。

それ現象の一つが

いい人バイアスの広がりなのでしょうか。

2.いま、学校では

では学校教育現場はどうでしょうか。

学校教育の場面で

小中高でいじめが

2019年に過去最高の

61万件以上を記録しました。

ただしこの3年間は

コロナの影響で減少傾向です。

生徒同士のかかわりが

希薄になったことが原因です。

でもネットでの誹謗中傷は

過去最多になっています。

不登校の数はここ数年

過去最高を更新し続けています。

学校教育の場面では

相変わらず弱肉強食です。

そこでは生徒たちは

友達同士つるんで

一見楽しく過ごしているように見えます。

でもよく目を凝らして見れば

強いものがわがままを通し

弱いものは

息を潜めるか

逃げるか

迎合するかして

災難を避けている状況があります。

数的には

圧倒的に弱い立場の方多いです。

その子たちは必死で

自分を守っています。

誰も助けてはくれないからです。

その中には真面目で人に優しく

人のために尽くしたいという

本質をもっている子どもも多くいます。

でもそんな子たちは

前に出ることはありません。

だからそんな彼らの傾向が

全体の傾向になることはなく

数十年前のように

彼らがリーダーとして

学校や学級を変えていくことは稀です。

 クラスをよくしようとか

学校をよくしようとか

志を同じくして「団結」するという

生徒の姿は過去のものになりました。

彼らは学校教育が終わるのを

ひたすら耐えて過ごしています。

私の勤務校の今3年のある子は

友達が一人もいなくて

一年以上教室で孤独に過ごしています。

その子が言いました。

「私は高校に行ったら

自分をリセットして生き直す。」と。

そうすると高校2年になった

卒業生が人間関係に絶望して自死したという

事件が伝わってきました。

高校という新しいステップにも

彼らの希望は届かないのかもしれません。

学校教育現場ではいい人バイアスは

否定されるのです。

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3.なぜ大人の社会と子どもの社会は違う?

一つは

大人の社会では

自己中心的であったり

暴力的出会ったりする傾向は

ふるいにかけられる

仕組みになっているからだと思います。

例えばパワハラは訴訟になったり

ニュースで悪として取り上げられたりして

個人が攻撃されるだけではなく

企業イメージにも関わってきます。

今コンプライアンスを

尊重するのは当たり前で

ほとんどの企業は

コンプライアンス研修を行って

周知徹底を図っています。

高齢化によって生産人口が減少して

思うように人材が確保できなかったり

コロナによる業務縮小で

新規採用を停止したりしている企業も多いです。

そのようなことから

企業では人手不足が言われ

人材を失えないことから

個人への特別な配慮は普通のことです。

このようなことから

大人の社会は

いい人バイアスが肯定される社会です。

もう一つは大人の社会では

「逃げることは悪ではない。」

という価値観が当たり前ですが

子どもの社会の価値観は

「困難から逃げるな。」です。

大人の社会ではパワハラを受けたり

心理的ダメージを

受けるようなことがあったりしたら

仕事を辞めることができます。

逃げ場所があるのです。

そこでは

「しんどかったら逃げていい。」

というアドバイスが当たり前です。

このように大人は逃げる選択が

当たり前にできます。

でも子どもは逃げられません。

子どもたちは

耐えるしかないかのようです。

例えば

クラスが決まれば

1年間同じ顔ぶれで同じ教室で過ごすしかなく

学校に行かない選択をすれば

高校進学に影響し

学校を変わっても

安全である保証はないのです。

だから学校からも学級からも

逃げる方がリスクや制約が沢山あって

エネルギーを必要とします。

しかも大人から「逃げるな。」とか

「頑張れ。」と言われ続けます。

一方では逃げろという価値観が当たり前で

一方では逃げるなという価値観が当たり前なので

大人の社会と子どもの社会は

乖離していくのだと思います。

4.私の願い

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インクルーシブ教育への

全国的な取り組みが始まって

15年以上が経ちました。

障害をもった児童・生徒と

障害をもたない児童・生徒が

同じ学級で学び

お互い理解し合い助け合って

成長していくという

インクルーシブ教育の考えは大切です。

でもインクルーシブ教育実現のための仕組みが

うまく作られていないことが原因で

辛い思いをして

耐えている子どもたちが

沢山いることが現実です。

わがままをふるって

多くの子どもたちを苦しめる子たちも

発達障害であったり

パーソナリティ障害であったりすることが多いです。

そんな子たちも含めて

障害をもった子たちに対する支援も

障害をもった子どもたちが

在籍するクラスへの手立ても

十分になされないままで

“インクルーシブクラス形態”だけが

続けられています。

障害をもつ子がいるクラスに

もっと支援教師を増やし

学級の子どもの数を減らし

関係機関や専門家との連携を密にして

大人が連携して

子どもたちを助けるべきです。

また

一つの考えに凝り固まるのではなく

もっと視野を広げて

生徒の選択肢を増やすような仕組を

作る時が来ていると思います。

子どもだって逃げていいんです。

子どもの社会でも

いい人バイアスが市民権をもつべきです。

コロナ以来授業の形態は

オンライン授業も当たり前のように

行われるようになりました。

オンライン授業とオフライン授業の選択

学校の選択

教室の選択

クラスの選択

授業の選択など

もっと生徒が自由に

選べるといいと思いました。

そうすると子どもたちの逃げ場所もできるし

選択した場所が

同じ志をもつ子どもたちの集まる場所になったり

障害をもつ子を支える場所になったり

個性や考えを自由に表現できる場所になったりして

そこが子どもたちの共生社会へと

変わっていくのだと思います。

多様性を尊重する社会が

生きやすい社会だと思います。

学校もそうあることが

当たり前となる日が来ることを

願っています。

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